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【日本民间故事】狐狸的骗局

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  むかしむかし、あるところに、一人のお侍が住んでいました。

  很久很久以前,某个地方,住着一个武士。

  ある日の事、お侍が川へ魚釣りに出かけました。

  有一天,武士去河边钓鱼。

  とてもよく魚が釣れたので、夕方にはびくの中が魚でいっぱいです。

  因为很擅长钓鱼,所以到了傍晚鱼篓里装满了鱼。

  「大漁、大漁。さて、帰るとするか」お侍が、びくを持って立ちあがると、急にあたりが明るくなってきて、西の方からお日さまが出てきたのです。

  “大丰收啊大丰收。那么,该回去了吧。”武士拿着鱼篓站起来时,突然周围变亮了,太阳从西边升了起来。

  「西から日が出るなんて、おかしいぞ。さては、キツネの仕業だな」そこでお侍は、大声で言いました。「やい、キツネ!だまされないぞ。夜になって日が出るなんて、おかしいじゃないか!」

  “太阳从西边出来,太奇怪了。这肯定是狐狸干的。”于是武士就大声说道:“喂,狐狸!我不会上当的。到了晚上太阳还出来,不是太奇怪了嘛!”

  そのとたん、お日さまは見えなくなって、お月さまが出てきました。

  说完之后,太阳就不见了,月亮出来了。

  お侍が歩きはじめると、どこからともなく、にぎやかなおはやしが聞こえてきました。

  武士正迈开步子,突然听到不知道从哪里传来了热闹的奏乐声。

  (はて、どこかでお祭りでもあるのかな?)でも、この村のお祭りは、もうとっくにすんでいます。(さては、これもキツネの仕業だな)

  (这是哪里在举行庙会吗?)可是这个村子的庙会几乎已经都已经不举办了。(那这也是狐狸干的喽)

  そこで、お侍は言いました。「なんだ、なんだ、その元気のないおはやしは。もっと元気よくやらんか!」

  于是,武士就说道“什么呀什么呀,这么没有精神的伴奏。再来点精神点的啊!”

  すると、おはやしがぴたりとやみました。

  伴奏就戛然而止了。

  「おい、キツネよ。どうせなら、もっとおっかないものに化けてみろ!」そう言って、しばらく待ってみましたが、何もおこりません。

  “喂,狐狸。有本事就化作更可怕的东西啊!”这样说完后等了一会后,什么都没有发生。

  (さすがのキツネも、わしがちっとも驚かないので、困っているのだな)お侍は、すっかり安心して歩き出しました。

  (就连狐狸也为我毫不畏惧的态度感到为难了啊)武士完全放心了,就开始走了起来。

  それからしばらく行くと、お月さまが、ぼんやりとかすんできて、深い霧が出てきました。

  走了一会后,月亮就变得朦朦胧胧的,雾很浓。

  (これは、雨でもふってくるのかな?)そう思いながら、ふと前を見ると、緑色の着物を着た美しい娘さんが立っています。

  (这是要下雨了吗?)这样想着突然抬头一看,看到前面站着一个穿着绿色衣服的美丽女子。

  (こいつは、キツネか?……いやいや、さっきの言葉を聞いたなら、もっとおっかないものに化けるはず)お侍は、娘さんのそばに行きました。

  (这是狐狸吗?……不对不对,听了我刚才说的话,应该化作一个更加恐怖的才对啊)武士走到女子旁边。

  よく見ると、となりの家の娘さんです。「どうしてこんなところにいるのです?さあ、一緒に帰りましょう」

  仔细一看,是邻居家的女子。“怎么在这种地方啊?那么一起回去吧。”

  お侍は、娘さんと一緒に歩き出しました。(おや?……待てよ、たしかこの娘は)ところが、よく考えてみると、となりの娘さんは去年死んだはずです。

  武士和女子同行。(呀?……等一下,我记得她是)可是仔细一想,记起邻居家的女子应该是去年死了的啊。

  それに気づいたお侍は、思わず娘さんを見ました。

  想到这一点后武士情不自禁地朝女子看去。

  すると娘さんの足はなくて、両手を前にだらりと下げて、ゆっくりすべるように近づいてきます。「ゆ、ゆ、幽霊だー!」お侍はバタリと倒れて、それっきり気を失ってしまいました。

  看到女子没有脚,两只手垂在前面,慢慢地滑行般地靠了过来。“幽,幽,幽灵啊!”武士一下子就倒了下去,失去了意识。

  しばらくたって、はっと気がつくと、お侍は山の中に倒れていて、魚が入ったびくがなくなっていたという事です。

  过了一会后,突然清醒过来,武士倒在山里,装满了鱼的鱼篓不见了。

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